ビタミンの日
おはようございます。
予報より早く雨が降り出しました。今朝の部屋の温度計は11℃。今日はこの気温よりどんどん下がるのではないでしょうか?暖かい服装でお出かけ下さい。
今日は「ビタミンの日」です。1910年(明治43年)のこの日、農芸化学者・鈴木梅太郎(すずき うめたろう、1874~1943年)博士が、米糠(こめぬか)から抽出した脚気(かっけ)を予防する成分に「オリザニン」と命名したことを東京化学会で発表したのが由来です。
脚気とは、ビタミン欠乏症の一つで、ビタミンB1の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたす疾患です。心不全によって足のむくみ、神経障害によって足のしびれが起きることから脚気と呼ばれます。
日本では、白米が流行した江戸において疾患が流行したため「江戸患い」と呼ばれた。また、大正時代には、結核と並ぶ二大国民亡国病と言われ、難病でもありました。上記の鈴木博士の研究などによりビタミンの不足が原因と判明し、脚気は治療可能となったんです。
しかし、当時の医界において脚気の原因は伝染病説と中毒説が支配的であり、鈴木博士が医学界の外の人間だったこともあり、栄養欠乏説はなかなか受け入れられませんでした。また、ビタミンB1製造を天然物質からの抽出に頼っていたために値段が高かったことなどもあり、脚気による死者が1000人を下回ったのは1950年代のことです。とても勉強になりますね。ビタミンは風邪予防にも一役買っています。この冬はビタミンを毎日摂取して極寒とウイルスをはじきましょう(*^▽^*)
あゆみ鍼灸整骨院、本日も一日元気に一生懸命に施術にあたらさせていただきますのでどうぞよろしくお願い致します(*^^)v
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